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TATSUYA KITANI OFFICIAL SITE

RELEASE

数多くの大型プロジェクトへの参加、
様々なアーティストへの楽曲提供で
その音楽を広く世に響かせながらも、
シーンの中で異彩を放ち未だ全貌が見えない
シンガー・ソングライター"キタニタツヤ"の新作。
全楽曲が2020年3月以降に制作され、
彼が今この瞬間の時代とその先に何を見出し、
何を見せようとしているのか? 
その思想・思考が今まで以上に強烈に表現された
コンセプトアルバム。

キタニタツヤの"煽動"が、この作品から始まる。

TATSUYA KITANI

2020.08.26(Wed.) Release

“DEMAGOG”

初回生産限定盤(CD+DVD) \2,800+tax
通常盤(CD only) \1,800+tax

【CD】
1. ハイドアンドシーク 2. パノプティコン 3. デッドウェイト
4. 人間みたいね 5. 悪夢 6. デマゴーグ 7. 泥中の蓮
【DVD】
Hug myself (your side)
~Live & Document from 2020.06.26(Fri.) 
SHIBUYA QUATTRO~

MUSIC VIDEO

COMMENT

  • エンドウアンリ (PELICAN FANCLUB)

    悪夢をみた時、不快な夢の余韻と目を覚ます。心地の良い悪夢はあるのか、そもそも心地が良いなら悪夢ではないのだろう。しかし辻褄の合わない事を表現できるのが音楽だと僕は思う。心地の良い悪夢は「DEMAGOG」だ。

  • 高橋國光(österreich)

    扇動的民衆指導者という病を引き受けたのなら、一度も立ち止まらず、振り返らず、破裂するその瞬間まで頼むよ。
    キタニくんおめでとう。デマゴーグ、すごくいい曲だね、一番好き。受け入れながら抗ってたまには間違えてくれよな。どうか元気でいてね。

  • OSRIN(PERIMETRON)

    彼の頭の中結構面白いんす。子供の頃に戻れたみたい。

  • くじら

    僕らの劣等感や孤独感、鬱々とした日々を洗い流してくれる圧倒的な音の波、まさに音楽。
    全体的な音楽性やキタニ節全開の歌詞で初期のファンから最新のファンまで、皆を新たな「キタ ニタツヤワールド」まで運んでくれる作品です。必聴。

  • TK(凛として時雨)

    彼のアタックは鋭く、そして心地よい音の鳴らし方を知ってる。掛け違えてる様で、緻密でもあるそのボタンを突然引きちぎったりする。暴力的で繊細な彼の剥き出しの叫びがとてつもなくポップに鳴らされている。

  • n-buna(ヨルシカ)

    前作「Seven Girls’ H(e)avens」から更にサウンドが尖り、詩曲共に研ぎ過ぎた刃物のような鋭利さが見える。ヘッドフォンを着けながら、この煽動的なキタニイズムを感じている。

  • ミゾベリョウ (odol)

    実は、キタニくんが作った音楽に僕が初めて触れたのは5年前のこと。
    透けて見えるルーツになぜかとても共感したことを覚えている。
    このアルバムでは、彼が作った音ひとつひとつが、まるで歌を歌うように鳴っている。
    初めて会って話をした時と同じくらいに、彼という人間が分かった気がする。

  • 有泉智子(MUSICA編集長)

    現代社会が抱える「正義」の歪みと矛盾、その背景にある人間の愚かさ、残酷さ、
    そして孤独ゆえの猜疑心——2020年という時代の転換点に可視化された暗部と対峙し、
    自身なりの回答を模索・提示する『DEMAGOG』。
    この現代的なサウンドデザインによるダークポップは、キタニタツヤというアーティストが
    音楽に何を見出し、そして何を託そうとしているのか、その本質が色濃く表れていると思う。

  • 日浦潤也(J-WAVE「SONAR MUSIC」プロデューサー)

    『DEMAGOG』、聴いているだけで“キタニタツヤの才能が溢れ落ちてくる”作品でした。きっと、その溢れ落ちた才能は魅力に変わり、これから沢山の人たちが拾うことになるのは間違いないでしょう。私たちも、拾い集めた彼の魅力を大事に誰かに手渡ししていきたい、そんな気持ちになりました。

  • 三浦 淳(フジテレビ 音楽番組「Love music」チーフプロデューサー)

    キタニタツヤと出逢ったのは2019年の夏。第一印象は“めちゃくちゃ売れそうな声と楽曲”。こんな才能が隠れていたなんて…「もう(見つかっても)いいかい?」と聞かれても、その時は「まぁだだよ!」と隠しておきたい気持ちだったけど、我慢できずに担当番組「LOVE MUSIC」のニューカマーを紹介するコーナーでピックアップしてしまった。その直後に渋谷のライブハウスで初めてライブを観た。パフォーマンスは勿論、ビジュアルまで売れる要素満載だった。ニューカマーでなく、もう「ブレイク前夜」だと確信した(中略)。2020年6月下旬、新曲の音源とMVを見た。「LOVE MUSIC」7月収録はオーバーブッキングだったけれど、ここで彼を番組に出さなかったら一生後悔する!と思い、すぐにオファーをした。収録では初めての音楽番組とは思えないくらい堂々としたパフォーマンスだった。披露した楽曲は「ハイドアンドシーク」。彼の存在自体がまさに曲タイトル通り「かくれんぼ」だと思った。隠れられないくらい注目が集まるのも時間の問題だ…「もういいかい?」と聞かれたら、今はワクワクしながらこう答える。「もういいよ!!」

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INTERVIEW

『DEMAGOG』という言葉や
そこから想起される人物は
ある種の理想的な強さを持っている人の事

キタニタツヤのニューアルバム『DEMAGOG』は、曲順も含め、非常にコンセプチュアルな全7曲だ。
歌詞には現代社会の歪みが様々な視点から繰り返し描かれ、それに対して彼自身の思いが歌われる。
彼が作品に込めた意図を紐解いた。

  • ―まずはアルバムの曲調やサウンドについて訊ければと思います。どういうアイディアから楽曲を作っていきましたか?

    今回はギターが弾きたかったんですよね。自分の根っこがロックだから、やっぱりギターの歪んだ音が好きなんです。今回ドラムを叩いてくれているMattはブラックミュージックっぽいリズムを叩くヤツなんですけれど、彼のドラムと俺のベースで生のグルーヴを作って、それを中心にしたアルバムにしたいと思って作っていきました。精神性はミクスチャーだと思います。ずっと聴いてきた邦ロック以外にも好きな音楽は沢山ありますし、アークティック・モンキーズみたいな泥臭いリフとか、フェニックスのようなフレンチポップとか、ビリー・アイリッシュみたいにずっと不気味な音が鳴っているのも面白いと思ったし、ジェイコブ・コリアーとかルイス・コールみたい声の使い方もやってみたいと思った。いろんなところから引っ張ってきていると思います。

  • ―アルバムのコンセプトはどういうところから生まれたんでしょうか。

    『DEMAGOG』というタイトルは、大衆を扇動する人、みんなを熱狂させて引っ張っていく人という意味で。自分にとっては、強い、理想的な人物像なんです。

  • ―「デマゴーグ」という言葉に悪い印象を持つ人もいますが、そういうものではない。

    そうですね。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」という絵画のようなイメージです。「デマゴーグ」という言葉の意味とは厳密に言ったら違うかもしれないんですけれど、僕にとっては、みんなの希望になるような存在ですね。自分がそういう人間になれるかわからないけれど、そういう強いことを言うアルバムを作ることができたら、今後の自分の人生において、いつか救いになると思った。そのコンセプトありきで曲を作っていきました。

  • ―曲ごとにモチーフを訊ければと思います。「ハイドアンドシーク」は、どういうところから書いていったんでしょうか。

    「お天道様が見てる」って言葉ってあるじゃないですか。超常的な存在が見ていて、良い事をすればいいことが起きるし、悪い事をすれば跳ね返ってくる。そういう思想は僕も含めてみんな持っていると思うんです。そこに対する息苦しさを感じている。そういうことは昔から書いていますね。それこそボーカロイドで初めて出したアルバムは『彼は天井から見ている』というタイトルなんですけれど、それも誰かが空から俺らの行動を逐一監視していて、我々はその目から逃れることができないということがテーマだった。そういう息苦しさに関しての曲を書きたいと思って作りました。

  • ―「パノプティコン」はどうでしょうか。

    パノプティコンって、「全展望監視システム」、つまり真ん中の塔から全部の部屋が見える監獄のことなんです。監視されている側は、見られてないタイミングもあるかもしれないけれど、ずっと見られている気がする。ジョージ・オーウェルの『1984年』という有名なディストピア小説も、ビッグ・ブラザーという存在がみんなをどこからともなく監視しているという話で。でも、現在ってちょっと違ってきていると思うんです。みんなが監視する側になっている感じがする。ニュースやSNSを見ていても、みんなが叩く側になっているし、たとえ悪気のないミスだったとしても、どこから石が投げられるかわからない状況になっている。相互監視社会になっている。そういう今の社会に対する息苦しさを書いた曲です。これは今の時代性が反映されている気がします。

  • ―「デッドウェイト」に関してはどうでしょうか。

    アルバムの曲順に関して、視座がどんどん狭まっていく流れを考えていたんです。最初の「ハイドアンドシーク」は個人と超常的な大きな存在の関係で、「パノプティコン」は個人対社会。この曲は個人と家族とか友達のような狭いコミュニティの間での生きづらさについて書いた曲ですね。それって、僕は呪いだと思っているんです。「デッドウェイト」という言葉は、船舶の最大積載量の重さという意味で、人がこれ以上背負って歩けないというくらい言葉の呪いが積まれているということを表している。悪口もそうだし、たとえば「あなたは優しい人ね」とか、「優しい人に育ってね」とか、肯定的な言葉にしたって、気にする人は「自分は優しくなければいけない」と、それに縛られ続けることになる。いろんな言葉の呪いを受けて、生きていくうちに足かせが増えていく。そういうことについて書いた曲です。

  • ―「人間みたいね」も関係性の歌ですね。

    これはもっと狭まった、一対一の歌ですね。端的に言えば恋人同士の関係でもある。愛し合っていた関係が、片方が裏切ったり、愛せなくなったりする。そういう裏切りとか憎悪について書こうと思ってできた曲ですね。

  • ―ここまでの流れって、基本的にはバンドサウンドの曲なんですが、徐々に曲調が内向的になっているようにも思います。特に「人間みたいね」や「悪夢」はベッドルーム・ポップの要素が増している。そういう意味でも曲のテーマとサウンド構築が関連していると思うんですが。

    たしかに音数がどんどん減っていきますよね。それは、そもそも曲を作る前に、こういう内容、こういうメッセージを伝えたい、そういう曲を書こうと思ってから、どういうサウンドにしようかを毎回決めるんです。基本的にサウンドのほうが後なんで、サウンドが歌詞に引っ張られている部分はあると思います。

  • ―「悪夢」はどうでしょうか。

    これはもう、自分の中だけで感じる嫌なもの。それは人それぞれ無限にあると思うし、実は自分自身にとって、かなり具体的にある個人的なある「苦しい事」について歌っているんですが、それが何かを表現してしまう事には抵抗があったので、より抽象的にただ苦しい状況をずっと述べるだけの曲になりました。言ってみれば、1曲目から4曲目まで全部悪夢と言えば悪夢ですよね。悪い夢のような現実がずっと続いている。結果として、それを統括するような曲でもあると思います。

  • ―こうして並べると、「デマゴーグ」というタイトル曲だけ、曲調もテーマもここまでの並びと違う感じがします。

    そうですね。1曲目から5曲目まで「こんなに苦しいことがある」「こんなに辛い」ということばかり書いていたんですけれど、それだけを淡々と重ねていても意味がないと思って。それに対して「俺はこういう姿勢で生きるのがいいと思う」という解決策というか、意見表明をしないと作品として意味がないと思ったんです。「デマゴーグ」には「みんなを引っ張っていく強い人」というイメージもあるんですけれど、そういう人が距離をずっと詰めて、そばでささやいてくれるということも思った。だからこういう歌詞でこういうサウンドになりました。ポップスど真ん中の曲調で優しく包み込むような歌を作ろうと考えました。

  • ―この曲だけシンガロングできるような曲調になっていますね。

    そうですね。これは聴く相手を想定しているところはあります。まずは未来の自分が聴いて、その自分の助けになればという気持ちがあるんですけれど、少なくとも一方通行ではない曲にしたいという思いがありました。

  • ―ラストの「泥中の蓮」はどうでしょうか。

    「デマゴーグ」がステージに立つ自分だとすると、この曲はカタカナ表記の「キタニタツヤ」というアーティストではない、一個人として自分自身の「こうありたい」という気持ちの表明というか。「泥中の蓮」って、泥のぬかるみの中で生えている蓮のことなんですけれど、自分はそういうあり方でいようと思っているんです。蓮って、特に仏教とかで、美しいモノだったり良いものとして描かれる事が多いけど、反面、その実の部分は人によっては凄くグロテスクなモノにも感じられる。見方によっては色々印象は変わるけど、泥の中でもしっかりと咲いていく姿はとても力強い。アルバムを通じて、このクソみたいな状況、悪夢のような現実について多く書いていますが、その中でも、いつか光が挿すその日までちゃんと立っていよう、と。そういうことを書いた曲です。6曲でアルバムとしては締まったけれど、自分の個人的な姿勢を最後に示したいと思ったんです。

    冒頭のアルバムコンセプトの話の中でもあったように、僕にとって『DEMAGOG』という言葉やそこから想起される人物は、ある種の理想的な強さを持っている人の事です。そういうモノをイメージして作った今回のアルバムが、聴いてくれる人の心の何かを動かしてくれればもちろん嬉しいですし、何年か後、自分にとっても「自分はこんなアルバムを作って、こんな事を言っていたんだな」と、救いになったり、背筋が伸びるキッカケになる作品になったんじゃないかと感じています。



    text by 柴那典

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SPECIAL MOVIE

キタニタツヤ を解剖せよ。
DEMAGOGに参加したクリエイター達と解き明かす、
キタニタツヤとは何者なのか?

TOUR

キタニタツヤ 
2nd Oneman Tour 2020 

"DEMAGOG"

DAY 1 / DAY 2

  • DAY1
    2020年11月5日(木)

    恵比寿LIQUIDROOM
    OPEN 18:30 / START 19:30
    TICKET : 特典付きチケット。詳細は後日発表。

  • DAY2
    2020年11月6日(金)

    恵比寿LIQUIDROOM
    OPEN 18:30 / START 19:30
    TICKET : 6/26の振替チケットをお持ちの方のみ対象とし、追加チケット販売なし。
    有料配信有り。詳細は後日発表。